作成過程

正直参考にすべきでない、私なりに楽しく描ける描き方です。
使っているペイントソフトは『DELETER CGillust 4.5.10 Puls』というものですが、とくにこだわりはありません。


下描きはアナログ。シャーペンでゴリゴリと。このシャーペンの線をそのまま使うことが多いので、この時点でわりと丁寧にガッツリ描き込んでます。
スキャンしたらある程度レベル補正でモアレを飛ばして透過&乗算レイヤーにします。若干茶色っぽい色にすることが多いです。雰囲気に合わせて他の色にすることもあります。


別レイヤーにざっくりと色を置きます。薄めで、微妙に茶色く濁った色にしてます。


ちょっとシャーペンの線のいろを薄くしました。
全体を見ながら、透明水彩という筆(周りの色を取り込みながら塗る感じのもの。初期設定。)で色を伸ばして馴染ませたり、濃い色を足したりしていきます。


どんどん影を足していきます。薄いシャーペンの線を補うように、濃いところはガッツリ濃く塗りつぶしていきます。
使う色は絵の上で作ってスポイドすることが殆どです。


どんどん影を足していきます。あ、色塗りレイヤーは基本的に1枚だけです。気持ちはアナログ、みたいな。ていうかレイヤー分けって億劫……。


どんどん影を足していきます。単調な作業ですね。でもこの過程が一番楽しいのです。
塗り斑やシャーペンの汚い線はあえて残しまくってます。そういう味だと言い訳。


どんどん影を足して、全体的にまぁこんなもんかーってとこまで塗り終わりました。


細かい光を新しいレイヤーで上から描いて、若干加工(全体にオーバーレイ)して完成。

ね、参考にならなかったでしょう?
馬鹿みたいに透明水彩で塗ってるだけです。
それに私、そのときの気分や調子によって描き方が変わってしまいます。
基本的には透明水彩でひたすらに塗りたくるのには変わりないのですが、
場合によっては、加工しまくって劇的に雰囲気変えたりとか、どんどんシャーペンの線を消していったりとか……そういうのはその場での試行錯誤です。

あくまでこの作成過程は、私の一番お気に入りの楽しい描き方ってだけです。こんなんに惑わされず、皆さんは皆さんなりの楽しい描き方でね。

閲覧ありがとうございました。

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